【火災】火災の種類と特徴を覚える(`・ω・´)b

今回は火災の種類と特徴について書いて行きます。
消防法で火災の種別が定められいます。
その道筋で書いて行くのがベストですが今回は独断と偏見で火災を分類し特徴を書いて行きます。
よろしくお願いします。
(`・ω・´)b

火災の定義

まずは火災の定義です。
火の災いと書いて火災と読むように通常の燃焼現象を火災とは呼びません。

例えば、
・ガスコンロに火を付けて料理をしたり
・ライターに火を付けて煙草を吸ったり
・花火をしたり
当たり前ですが火を使っていてもそれ事態を火災とは呼びません。

それなら火災ってなんだろう??(-ω-;)

消防庁では火災の定義を以下の
3つの要素を満たすものと定義しています。
人の意図に反して火が発生、拡大すること。放火も含む
消火の必要がある燃焼現象であること。
③消火のための道具を必要とすること。
      +プラス
・人の意図に反して発生、もしくは拡大した爆発現象の場合は、3つの条件の有無にかかわらず火災とする
爆発現象とは爆発現象は反応性物質または高圧力状態ガスなどのエネルギー源が存在し,これがなんらかの原因で着火または起爆され反応が伝播し,きな音の発生や器物の損壊を起こす過程のことです。

例えば、
・ガスコンロで天ぷらを作っていた時に急に電話が掛かり目を離していたらサラダ油が発火してしまった。
これは意図して火災にしたわけではありません。
不注意で火災が発生し消火の必要があり消すためには消火器などの道具が必要です。
3つの要素に当てはまるので火災になります。

・河川敷の草を焼くことを野焼きをしていたら急に強い風が吹き想定外の所まで燃えてしまった。
河川敷を焼くことを野焼きと言います。
必ず消防署に時間と場所を届け出て消防署も車を出したりしています。
結構大規模に燃やしますがこれを火災とは言いません。
しかし、想定の範囲外が燃えてしまったらこれは火災になります。
参考:野焼き(ウイキペディア)

野焼きの風景
パッと見たら火災に見える。

・自宅の前に新聞紙を置いていたら何者かに火を付けられて家が火に包まれている。
放火で尚且つ消火の必要があり消すためには道具が必要なので火災に入ります。

・老朽化した蒸気ボイラーが爆発した。
人の意図に反して発生、もしくは拡大した爆発現象に当てはまり火災になります。

こんな感じで3つの要素プラス1つで火災は定義されています。

火災の分類

消防庁の発表する消防白書を元に各消防署では火災の種別や火災の原因を分類しています。

火災の種別

  • 建物火災は、住宅やビルなど建物またはその収容物が焼損した火災です。
  • 林野火災は、森林・原野または牧野が焼損した火災で、山火事もこの分類に入ります。
  • 車両火災は、すべての自動車およびそれらの積載物が焼損した火災のことです。
  • 船舶火災は、船舶またはその積載物が焼損した火災のことです。
  • 航空機火災は、航空機またはその積載物が焼損した火災のことです。
  • その他の火災には、建物の外壁や屋根などに取り付けられている看板・ネオン塔・広告・物干・日除け・建物に付属する門・塀の類や、公衆電話ボックス、郵便ポスト、路上広告塔、電柱、アーケード、公園の芝生・枯草立木類・薪などの公共物が焼損する火災が挙げられます。
  • 爆発は、人の意図に反して発生し、または拡大した爆発現象のことをいいます。
    複数上記の区別が絡んでくる場合は被害額の多い種別になります。
    参考:パブリネット

火災の原因

  • 普通火災は、木材、紙などの一般可燃物で一般住宅やビルなどの内部火災
  • 油火災は、ガソリンなどの石油類、食用油、可燃性液体、樹脂類などによる火災
  • 電気火災は、電気室や発電機からの出火で、感電の危険性がある火災
  • 金属火災は、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどで引き起こされる火災
  • ガス火災は都市ガス、プロパンガスなど可燃性ガスによる火災

燃えているもの別火災活動の変化

さあ本題です!!
ここからは僕自身が上記の種別を考えずまとめたものになります。
よろしくお願いします。
(`・ω・´)b
順番の意味は特にありません。

① 木造建物火災
② 密閉性の高い建物での火災
③ 車両火災
④ 工場火災
⑤ 危険物火災
⑥ 中高層火災
⑦ その他火災


それぞれの特徴を見て行きましょう!

① 木造建物火災

現場到着時に最盛期の可能性が高い現場です。
中に取り残された人がいなければ延焼阻止がメインの活動になります。
包囲戦術、挟撃戦術、ブロック火災の角、面、内面で包囲を行い鎮圧します。
木造建物は倒壊の危険性が非常に高いです。
屋内進入時や残火処理の際には注意しましょう。

【ポイント】
燃え広がるのが早い、延焼阻止活動が多い
■ メインの戦術は挟撃戦術、包囲戦術
倒壊の危険性が非常に高い

② 密閉性の高い建物での火災

密閉性の高い建物での火災(最新の住宅、防火構造の建物)
最近の建物は保温、保冷の技術が高く非常に密閉性の高い建物になっています。
また、
防火性能が向上しているのも特徴です。
外からの放水(包囲戦術)では有効打にならない可能性が大きいです。
そして、
内部で熱がこもりやすくフラッシュオーバーやバックドラフトの発生率が非常に高くなります。
戦術としては一方攻撃多方警戒(要救助者がいない場合に限る)、屋内進入による火点一挙殲滅になる場合が多いです。
屋内進入が危険な場合は包囲戦術に切り替えます。

【ポイント】
外からの放水は有効打にならないことが多い、積極的な屋内進入活動
フラッシュオーバー、バックドラフトの危険が高い
■戦術は一方攻撃多方警戒

③ 車両火災

要救助者がいる場合は救出が最優先です!
燃え広がるまで時間は掛かりますがタイヤ、燃料タンク、内装に火が及ぶと一気に加勢が増します。
消火方法は CAFS(圧縮空気消火泡システム)を使用するのも有効です(隊長判断)。
消火泡でタイヤ、エンジンルームを覆うことで延焼を防ぎます。
ボンネットが開けられれば開放して消火を試みるのも有効です。
火災が初期段階でボンネットのみなら消火器の先端を隙間に入れて噴射して鎮圧できる場合があります。

【ポイント】
要救助者がいる場合は救出優先
(火勢が強い場合は噴霧注水で保護)
■CAFS の使用を頭に入れておく
消火器も有効打になる
参考:モリタ、CAFS、実火災想定消火実験

④ 工場火災

毒物・危険物等が貯蔵されていることが多い現場であり、隊員に危険が及ぶ確率が非常に高い火災です。
また防火構造のため屋内進入をしなければ鎮圧が難しい現場でもあります。

【ポイント】
■危険物、毒物に注意する
大体玄関等に何が貯蔵されているか書いてある)
屋内進入をする可能性が高い現場である
■活動時間を徹底する

⑤ 危険物火災

被害が甚大に大きくなる可能性が高い火災です。
水を使用してはいけない物品も数多くあります。
消火方法は泡消火、砂による窒息消火、燃えているものを除去する除去消火等があります。
それぞれの性質にあった消火方法を選択しましょう!!
(`・ω・´)b
別な機会に詳しく書きます。

【ポイント】
危険物の性状を自分で勉強しよう!類ごとに対応する消火方法は変わる!
■化学車が出動する事案である

⑥ 中高層火災

梯子車が出動する事案です
一度火災が発生したら対応が非常に難しい火災になります。
まずは自分の管轄にどのような中高層建築物があるか調べましょう
中層は3階以上、高層は31m以上からです。
この火災のポイントは連結送水管の有無です。

連結送水管とは外部からの消火活動が困難な、
・7 階建て以上の建物
・5~6 階建てでかつ延べ床面積が 6,000 ㎡以上の建物
・もしくは面積 1,000㎡以上の地下街に設けられます。

送水口、送水配管、放水口で構成され、ポンプ車より加圧された消火用水を送水口から放水口へ送水します。

【ポイント】
高層建築物の連結送水管の有無や位置を把握しよう
火災発生時は燃えている下の階が活動開始位置になることを覚えておこう
連結送水管は3階からスタート2階はないので注意しよう!

参考:連結送水管、送水口の役割
参考:連結送水管について(ウイキペディア)

⑦ その他火災

河川敷火災やゴミの放火などがあげられます。
規模は大きくないことが多いですが油断すると死にます気を付けましょう。
河川敷火災ではジェットシュータと呼ばれる携帯型の放水銃のようなものを背負って活動します。
使ったことがない場合は一度訓練で使ってみましょう。

【ポイント】
■河川敷火災は大規模に広がることがあるので注意!
■ゴミなどは何が燃えているかわからないので注意!ガス缶などが爆発する恐れあり!

まとめ

火災にはいろいろな種別があります。
日々勉強ですね(笑)
このサイトが参考になるので乗っけて起きます。
参考:総務省消防庁

おまけ

俺はP助22歳、XYZ広域消防本部に務めている。
今日はポンプ隊として24時間勤務だ

自分の事務作業も終わり今は独自のマニュアルを作成している。
え??
なんでマニュアルなんて作ってるかって??

そう思うよね!
俺もそう思うよ!!

僕の広域だけだと思いたいが、基本的に内の署は自分の技術や知識を表に出そうとしない。
なので若手は先輩に聞いたり本を読んだりして自分で勉強していき知識と技術を付けていく。

そのやり方は否定しないど消防学校を卒業して現場に投入される。
現場は消防学校で学んだ基礎の応用になることが多いし学校の知識だけじゃ足りないんだ。
それで失敗すると人によっては理不尽に怒られる。
自分自身がそうだったから若手向けにマニュアル作ってるって感じ!!

本だって共有すればいいのにな~!
まあ知識は覚えて損はないけど覚える優先順位があるからね(笑)

そんなことを考えながら数多の本をだしコツコツマニュアル作成をするP助だった。

実際に新人さん向けに作ってますので欲しい方がいらっしゃいましたらDM下さい。
消防関係者のみでお願いします(`・ω・´)b
よろずの坂の発信局

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