【採用】消防職員になるなら自動車免許はATかMTか?
お疲れ様です!
よろずです(`・ω・´)b
今回はInstagramであった質問に対して、よろずの経験から回答をしたいと思います!
自動車免許証は安くないお金が掛かります!
消防士になってからここで損をしない選択をしましょう!
結論
今回は結論から話します!
消防署から内定を得た、目指している方は準中型免許のMTを取得しましょう!
救助隊を目指している方は特にMTの方がベストです!
救急隊を目指している方は??
これもMTの方が無難です。
現在ほとんどの救急車はATですが、救急救命士の方でも搬送車などMTを運転する機会があります。
新人の頃にAT限定でMTの搬送車が運転できず、とやかく言われていた後輩がしました。
(´;ω;`)
そんなだるい状況に巻き込まれない為にも無難にMTにしておいた方が良いと考えます。
とはいえ、
これはあくまでも消防職員ならという話です。
市役所や県職員、サービス業に務める方はAT(オートマ)限定で充分だと思います。
工場や製造業、職人系、運送業などに務める方はMT必須です!
私は現在リフォーム業をメインにしていますが同僚が軽トラ(MT)を運転できないので正直困っています(笑)
結論はこんな感じです!
ここからはAT、MTでどんな車両を運転するかなどを書いて行きます!
写真は各消防本部の物を使わせて頂きます。
写真を押すと各HPにリンクに飛びますので参考にして下さい!
採用試験ロードマップも参考までに載せておきます!
↓
普通自動車免許で運転できる消防車両
普通自動車で運転できる消防車両は基本的にATです!
車両の総重量が3.5トン未満、最大積載量2トン未満の自動車が運転できます。
(2017年3月12日以降に取得した普通免許が上記の区分です。)
>広報車、指令車
色々な車種の広報車、指揮車がありますが基本的にこういうタイプが多いです。
物も乗るし人も乗ります!
このタイプで火災調査車などもあります。
基本的にはATです!!
>可搬ポンプ積載軽自動車
こんな消防車もいます(`・ω・´)b
>救急車
この救急車の総車両重量は3200kgなのであと300kg超えると普通自動車免許で運転出来なくなります。
(;’∀’)
準中型免許で運転できる車両
車両総重量3.5トン以上7.5トン未満、最大積載量2トン以上4.5トン未満の車両が運転できる免許です!
新しく免許を取得する場合は準中型免許にATの区分はありません。
必然的にMTを取得することになります。
また高校生で取れる一番免許で総車両重量が大きいのがこちらの免許です。
大型、中型免許は高校生のうちに取得することは出来ません。
>搬送車
1.5tから様々な種類の搬送車があります。
クレーンが付いたものもあり重機やボートの搬送に使います。
写真程大きい物ではありませんが、よろずは良くこれでゴミ捨てや本部に行ってました(笑)
>小型ポンプ車
小型ポンプ車と呼ばれるものです。
消防団ではこのタイプのAT車が普及してきています。
よろずの所では、消防署に小型ポンプ車はありませんでしたが消防団にはありました!
大型免許で運転できる消防車
車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上の自動車が運転できる免許です。
乗車定員は30人以上で、はしご車やタンク車、化学車などが運転できます。
>はしご車https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/ts/soubi/car/03_01.htm
よろずが操作していたのは40m級でATでした!
朝の点検で最大まで伸ばして景色を見るのが日課だったな~!
最近でははしご車の変わりにMVFが導入される自治体もありますね!
はしご車よりもコンパクトで救助資機材なども載せられる車両です!
ビル5階まで届けばよほど高いビルでなければ届くでしょう(`・ω・´)b
その他車両は割愛します(笑)
大体の消防車両は大型のMTです(`・ω・´)b
まとめ
ここまで読んで頂ければ何故これか運転免許証を取得する方はMTの準中型区分を選ぶかが理解出来たと思います!
消防士になれば大型免許は自治体によっては補助金や全て出してくれる場所もあるそうです。
(期待しない方が良い!)
消防士を目指している方はこちらも読んで頂けると参考になると思います!