【火災】引火点と発火点の違い!
お疲れ様です!
よろずです(`・ω・´)b
今回は引火点と発火点の違いについて書いて行きます!
突然ですがクイズです!
放火魔が冬場の外に置いてある灯油のポリタンクを開けてマッチを近づけました。
どうなるでしょうか??
最後まで読んで頂ければ答えが分かると思います!
早速読んでいきましょう(`・ω・´)b
・引火点とは??
引火点とは可燃性液体(第4類危険物)が加温されて可燃性蒸気が発生する温度の事です。
加温と書きましたがヒーターで温めなくとも引火点が気温よりも低ければ可燃性蒸気が発生します。
[例1:ガソリン]
ガソリン
↓
引火点:-40度
ガソリンは引火点がマイナス40度なので常温(20度)でも火を近づければ引火します。
[例2:灯油]
灯油
↓
引火点:40度
気温が40度以上にならなければ引火に至るまでの可燃性蒸気は発生しません。
夏場の熱くなる場所に灯油を放置した場合は可燃性蒸気が発生する可能性が高くなるので注意しましょう!
・発火点とは??
発火点とは点火源(マッチやライター)がなくとも勝手に発火する温度です。
天ぷらを揚げている時に長電話をしてしまい油が燃え広がった!!
これはサラダ油が発火点に達して自らが燃えてしまった状態です。
サラダ油はものにもよりますが、15~30分放置すると油の温度が370度以上に達し発火することが多いとのことでした。
火を使っている時は離れないようにしましょう(笑)
また、少量の油でから揚げなどを上げるときは6~7分で発火点に達する場合があります。
発火点は変わりませんが油がその温度に達する条件が容易になるようです!
スマホで動画見てたら発火したなんてこともあるかも…。
気を付けましょう(`・ω・´)ゞ
消火器の使い方はこちらを参考にして下さい!
↓
https://yorozuno-saka.com/archives/352
まとめ
引火点と発火点の違いについて書きました!
最初の答えは発火しなかったが正解です!
ちなみに引火点まで達していても燃焼範囲(空気とガスの引火する濃度)に入っていなければ発火はしません!
上記は別な記事で書ければと思います(`・ω・´)b