【怪談】仮眠室の兵士、YouTube

救急隊のリアルさんから怖い話を教えて貰いました!
ありがとうございます!
(`・ω・´)b
他のお話もお待ちしてます(笑)

小説形式で書いて行きます!

登場人物

・塩原消防士
採用されて2年目の消防士!
先輩に教わりながら日々現場や事務処理などに励んでいる。
疲れすぎると霊が見えちゃう系男子。

・小林副士長
塩原の専属指導者。
この消防署では指導制があり若手に一人上司が付いて訓練や勉強を教えている。
比較的塩原は真面目なので他の人と比べれば楽だと思っている。

仮眠室の兵士

変わった消防署って結構ありますよね!
真っ赤な外壁の消防署や変な形をした消防署や特殊な車両があったりとかです。

僕の消防署は他の消防署と比べると一つ違った点があるんです。
それは立地です!

は?!立地???
高台とか地下にあるのか??
と思われた方もいるかもしれません。

いえいえ違います!
旧日本陸軍基地の跡地に作られているだけです(笑)。
そこでは処刑場もあったとか。
(;’∀’)
そんな消防署で起きた怪奇現象の一つを見て行きましょう。

「おう!塩原!今日は救助隊なのか!ポカすんじゃねーぞ」
そうニヤリとしながら問いかけてきたのは小林副士長、僕の指導員で救助工作車の機関員だ!
なんで今日はって言ったかというと、
僕の消防署は深刻な人員不足で警防隊(いわゆる紺服)が救助工作車に乗るのだ。
僕自身救助隊を目指しているので現場に出たり一緒に訓練できるのは正直ありがたい。

「分かってますって!スプレッダー点検しますね!」
「はいよ~!」
僕は点検する順番を決めているので点検ルーティーンをこなしていく!
特に異常もなく点検も終わり事務所し打合せ!
あっという間に一日が過ぎて行く。
出動はなく午前中は火災防御訓練をして充実していた。

夜になり事務処理も終わるとみんなそれぞれやりたいことを始める。
資格の勉強をしたりパチンコやスロットの話で盛り上がる人もいる。

そんななか声を掛けてきたのは小林さんだ!
「塩原、お前幽霊って信じるか??」
「まあ信じますよ!こないだ女の人見ちゃったし」
(;’∀’)
「お前マジかよ!幽霊なんているわけないだろ(笑)」
「そうですかね~!」
ここで否定しないのが世を上手くわたるコツの一つだ!
あんなのを見て幽霊は居ませんなんて言えるかボケ!!
いつか幽霊に襲われればいいのにと思いつつ話を変えようとしたところ後輩が話に入ってきた。

「そういえばここって旧日本軍の基地の後に作られたって聞きましたよ!兵隊さんを見た人いるとか!!」
「そんなの噂だろ~!俺は自分で見たもの以外は信じないぞ!」
「そうですか!まあ立地的には居てもおかしくは無いですよね(笑)」
「まあな!!」
軽快なやり取りをしている姿を見ながら今日行った査察をまとめて行く。

「それじゃ塩原俺は先に降りるな!ちゃんと受付の時間は起こしてくれよ」
(`・ω・´)b
「わかりました!!」
うちには通信指令室があるので119番通報を受ける為に交替で電話番に入るのだ。
起きてこない人は起こしに行くのが暗黙のルールになっている。

さてシャワーも浴びたし寝るか!
受付はしっかりと起こすように塩原に言ったしな!
目覚ましは掛けなくてもいいだろう(笑)
あいつは真面目なので起こせと言ったら必ず起こしに来る。
他の後輩のように遠慮して起こしに来ない事はないので助かっている。

仮眠室は隊事に分かれていて俺は自分のベットに腰を掛ける。
筋トレを夜中までする奴もいるが機関員の時は先に休ませてもらっている。
眠くて事故ったらやべーからな(笑)
…。

『こつこつこつ』
物音で目が覚めてしまった。
編み上げで廊下を歩く音がする。
ふとスマホを見たが受付の時間までは1時間以上ある。
大方他の救助隊員が仮眠しに来たのだろう。

『こつこつこつコツン』
足音が妙に頭に響く。
てかもう少し足音に気を使え!!
塩原だったらぶっ飛ばす!!
しかし奴はまだこの時間は山のような事務処理をしてるはずだかな??

『…………。』
うん?!なんかじっと見られている気がするのは気のせいだよな。
気にせず寝よう!!

『……………………。』
見られてるよな。
凄く視線を感じる。

ゆっくりと目を開けて視線を感じる方を下から見てみる。
編み上げ??のようなもの?
うん??
内の署の編み上げじゃないな!!

そのまま視線を上にずらしていくと
旧日本兵が着ていた軍服を身にまとう男がいた!!!
目が合ってしまう!
暗くて良く見えないっが何かぼそぼそと聞こえる。

「うわぁ?!!!!!!」
思わず叫び声を上げてしまった!!
隣に寝ていた隊員も起きだす!!

「どうしました?!」
「兵隊がそこに居る?!!」
「そんなの居ませんよ!!」
もう一度目を向けるがそこには兵隊は居なかった。
でも確かにそこに居たのだ。

叫び声を聞いた後輩や塩原も来て確認したがやはり兵隊は居なかった。
なんだったのだろうか?
何を伝えたかったのだろか?
疲れてきっと見間違えたんだろう!
そう思い込むことにした小林だった。

おわり

いかがだったでしょうか?
幽霊怖いでよね!
何を兵隊さんが伝えたかったのか気になります。
自衛隊さんは良く出るとかでないとか(笑)

消防系の怪談があったら是非教えてください!
DM待ってます(`・ω・´)b
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