【予防】消防の予防業務とは??

お疲れ様です!
よろずです(`・ω・´)b

今回は消防の予防業務についてざっくり解説していきます!
消防吏員を目指している方は是非面接の参考にして下さい(`・ω・´)b

若手の方は予防が苦手な方も多いとは思いますが早いうちから興味を持てば将来的にかなり強い武器になります!!
今回は簡単に書きますので最後までみて頂けると嬉しいです!

そもそも予防業務とは??

出典:埼玉県中央事務組合HP

主な予防業務とは下記の内容になります!

  • 消防同意・建物検査
  • 防火査察
  • 防火・防災管理指導
  • 危険物規制
  • 火災調査

結構色々ありますよね!
消防吏員になると様々な係に付くのですがその中の業務の一つになります。

僕の所では本部に予防課があり、
各署に消防課保安係、消防係とあって上記の業務に対応していました。

予防業務の必要性

消防となると救助隊や救急隊に目が行きますよね!
実際の所予防業務は上記と比べたらとても地味です。
(;’∀’)

しかし消防法第一条を見ても予防が大切だという事が分かります!

第1条 この法律は、火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害による被害 を軽減するほか、災害等による傷病者の搬送を適切に行い、もつて安寧秩序を保持し、社会公共の福祉の増進に資することを目的とする。

実は条文というのは重要な順から書かれています!
火災を起きないように予防し警戒をする。
火災が起きた時は消防力をもって鎮圧する。
国民の命が最優先!次に身体の無事、そして財産を保護する。

地味ですが火災が起きないことが一番です!
起こさない、起きた場合被害を最小限にするために予防業務に携わる人は働いています!!

どんな知識が必要??

予防業務をするにあたっては様々な知識が必要になります!!
その中でも役に立った資格(知識)を紹介して行きたいと思います(`・ω・´)b
正直当時は工業高校卒業で良かったと思いました(笑)

資格を紹介しますが持っていなくてはいけない!!
というわけじゃありません(;’∀’)
無くてもやっていけます!

>電気工事士

自動火災報知機などの配線図を読むために必要な知識が学べます!
配線図を読めるか読めないかで業務の難易度が変わってきます!
マジで取って置いて良かったと思った資格の一つです。

>ボイラー技士

ボイラー??消防に関係なくね??
そう思いますよね!
ボイラーを設置した場合は
火を使用する設備設置届出書
というものを届け出なくてはいけません!

ボイラー??なにそれ??なんて届け出をしに来た方に言えませんよね!!
また仕組みを理解しておくことで危険性も理解できます(`・ω・´)b

>危険物取扱者

危険物取扱者は様々な固体、液体を取り扱うために必要な資格です。
特に乙4(可燃性液体)の知識が予防業務では必須になります。

新規の貯蔵所の検査をしたり査察したりでここの知識がないと苦労します(;’∀’)
一斗缶は18Lです!
いつか役に立つ知識なので是非暗記しておいて下さい(笑)
(屋内貯蔵所で一斗缶で保存されている場合があり計算できないと笑われます。)

>消防設備士

ダイレクトで必要になってくる知識です。
結局のところ予防に携わる消防吏員は消防設備士と話し合って折り合いを付けなくてはいけない場合があります。
消防設備士より消防吏員が知識が無ければ好き勝手されてしまします。
知識量を試してくる方もいますので持っていて損はありません。

>建築士とCAD

設計図が確認書類で送られてくるので消防同意をするためにも基本知識は必須です!
CADが使えると火災調査の際に重宝されます。
実は書類をExcelで作ってる人も居るんです!
製図が出来るってとっても凄い技術なんですよ(笑)

予防技術者検定

バッジを貸与されるところもあるようです!

消防専門の資格として予防技術者検定というものがあります。
危険物、設備、査察の3種目に分かれており全て予防業務に必要な知識です。

この資格を取ると予防専従員の道が開ける本部もあります。
予防専従員とは一言で言うと予防のスペシャリストです。

この資格は消防士になってから予防業務に1年従事することで受験資格が得られます。
なので目指している方は取得しなくてOKです!!

ちなみに僕自身は危険物を取得しています。

まとめ

予防業務は消防において大切な業務の一つです!
消防の中でも予防業務は難解で嫌われがちでが出来る人が少ない。
しかし逆に考えれば出来る人が少ないことを極めれば自分自身の強い武器になります。

救助隊+予防業務でしたが僕自身は充実していたし確実に武器になっていました。
予防を身に着ければ、怪我をして現場を続けられなくなっても予防業務に従事することが出来ます。

総務や管理も大切ですが消防!!って感じの仕事ではありません。
年を取ってからでも専門性で消防出来る予防を若いうちから身に着ける事をお勧めします!!

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