【応急処置】低体温症になってる人を見つけたら?

皆さんは低体温症になったことはありますか?
僕は大滝村で開催されるマウンテンバイクの大会(マラソンみたいなもの)の100㎞部門に参加したときになりました。
(;’∀’)
幸いにも自分で応急処置を行った為に助かりましたが今思い出しても危ないことをしたな~(笑)
死亡するリスクもある低体温症の予防、応急処置を書いていきたいと思います。
(`・ω・´)ゞ

予防するには?

まずは予防についてです!
助ける側が成ってしまってはミイラ取りがミイラになってしまします
(;’∀’)
なんとなく覚えておきましょう!

ポイントは
『体を冷やさないこと!!』

よく上げられる原因としては、
・着ているものが気候に比べて軽装だった。
(登山など)
・雨に長時間打たれた。
・強い風を浴び続けた。
(1m/s風が強まると体感温度が1度低下する)
・お酒を飲みすぎて寒空の下泥酔する。
などがあります(`・ω・´)b

どれも装備を整えたり着替え等をして体を冷やさないようにすれば防げます。
スキーなどで遭難した場合かまくらなどを作り風と寒さから身を防ぐのも一つの手です。
むやみに動くと体力を消費し死に至ります。

どんな症状がでる?

【初期症状】
・体の震えが止まらない
・歯がカチカチ言う(実際なりました)

【初期症状が進行すると】
・体の震えが止まる、弱くなる
寒い時って体が自然とブルブル震えますが体を温めるために本能的に行っている行動です。
その震える力すら無くなってしまいます。

・動作が遅くなる、鈍くなる
何かにつまづいたり上手く手足が動かせなくなります。

・頭がぼんやりする
ぼーとして何も考えられなくなります。
( ゚ ρ ゚ )ボー

【さらに進むと】
心肺停止状態になる可能性もありえます。
ただし心肺停止状態に見えて実は心臓が微かに動いている可能性もあるので意識がない方で低体温症が疑われる場合は胸骨圧迫を実施するか通報した際に聞きましょう。
基本的に心臓が動いている方への胸骨圧迫はご法度です。

応急処置をしよう

応急処置は一言でいうと

『体を温める』

です。

・暖かい場所への移動し毛布や寝袋などでくるむ。
・濡れているものは脱がす。
・温かい飲み物を飲む。
体の内外を温めて上げるイメージです
(`・ω・´)b

こういう時の為にアルミシートを一つ持っていてもいいかもしれません。

おまけ

今日はセルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝というマウンテンバイクのレース100㎞部門に参加していた。
過去形なのは中間地点で規定のタイムが切れず足切りされてしまったのだ。
(´;ω;`)
この極寒で土砂降りの中頑張って40㎞は走ったのに残念だ!
まあ来年頑張ろう!

そんなことを考えながら駐車場に向かっていると明らかにおかしい人がいる。
車体がふらついていて今にも倒れそうだ!

「大丈夫ですか?」
僕は青のヘルメットを被った薄着のお兄さんに声を掛けた。
こんなに寒いのに薄着なんて馬鹿かと思ったのは内緒だ(笑)

「寒すぎて意識がもうろうとするんだ…。お願いがあるんだが駐車場まで追走してくれないか?」
震えながらゆっくりと話すお兄さんを見て流石にやばいなと感じた僕はを快く申し出を受けた。
近くに救護車も居ないから仕方がない。
低体温症かもしれないな…。

「ありがとう…たすかるよ。」
うなづく僕にお兄さんはそう言った。

お兄さんから聞いたところ今回のレースは例年と比べてかなりの悪条件だったらしい。
(;’∀’)
しかもレインコートを忘れてしまったとのことだった。
色々話しながら無事に車に到着!
僕はお兄さんに許可をもらって車の暖房を全開にし持っていた自前の毛布を渡す。
自販機で暖かい飲み物を買ってきて渡した。

「低体温症だと思うので濡れた衣服を脱いで早く温めて下さいね!」
「ありがとう!」
さっきよりも元気が出ている気がする。

暫くしてお兄さんの体調も戻り夕飯を奢って貰って帰宅した。
蕎麦が美味しかったな~(^▽^)
何事も準備は大切だと再認識した僕であった。

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