【防災小説】天ぷら火災の予防と対処とは??
お疲れ様です!
よろずです(`・ω・´)b
今回は天ぷら火災の予防と対策について書いて行きます!
家庭内で身近に発生する火災です。
いざという時の為に対処法をおぼえておきましょう!
・インスタで要点を学ぶ
・防災小説
火は私たちに暖かさを与えるが、時として牙を剝く。
今回は誰もが体験する可能性のある火災を紹介したい。
「さて夕飯でも作るか」
そう独り言を呟きながらキッチンに向かう。
今日は妻が仕事で帰りが遅いので久しぶりに俺が料理をする。
夕飯は何にするか色々考えたが今日はから揚げにすることにした。
単純に食べたいからだ(笑)。
クックパッドで『唐揚げ』と調べると沢山のメニューが出てきた。
どれが美味しいのかはいまいち分からないが上の方がいいのだろうか?
「お!これいいじゃん!」
見つけたのは油をあまり使わないから揚げの作り方だ。
片付けも簡単そうだし油もそんな使わないから経済的なのでは?
ピンと引かれたのでこの作り方で決めた。
材料を買って来て早速下ごしらえをする。
ベタベタするのが嫌なんだよな~。
今回のフライパンから揚げは取っ手を壁側にするのがポイントらしい。
良く考えられてる。
油をフライパンに入れて余熱を始める。
丁度良い温度になるまで少し時間がありそうだ!
そういえば車の保険がもうそろそろ満期だ!
ちょっと時間もあるし安いところあるか探して見るか!
スマホだと見づらいのでPCを起動させる。
よしよし相見積もりで安いところ探すぞ!
夢中になってしまいました。
どのくらい時間が経っただろう?
「やべ!!油どうなった???」
キッチンに向かうと炎が見える!!!
「火には水だ!!!!」
急いでお風呂場に行き桶に残り湯を入れる。
「おら!!!!」
「「「ボッ!!!!」」」」
気が付くと天井が見えた。
あれ?俺はから揚げを作っていたよな?
意識が戻るにつれて体が痛み出していく。
熱いし痛いし手足が上手く動かせない。
嫁は気が付いた俺を見て涙を流しつつ駆けて行った。
どうやら水を掛けた時に火が服などに引火し大やけどを負ったとのことだった。
たまたまタイミングよく帰ってきた嫁が救出し119番通報をしてくれたらしい。
家は全焼とのことだった。
死なないだけましだったと思うしかないな。
そう自分を慰めながら目を閉じた。
・解説
今回は天ぷら火災をテーマに書いています。
天ぷら油は発火までに20分と言われています。
しかし、今回のような油の量が少ない場合や一度使用した油は発火しやすい傾向にあります。
短い時間だとしても鍋から離れるようなことはないようにしましょう!
また、消火器はコンロの下などに置きがちです。
実際火災にあったときにコンロの下から出せない場合もありますので少し離れた位置に置くのがベストです!
アパートやマンションにも設置されている場合もあります。
普段から位置を確認しておきましょう(`・ω・´)b
水やマヨネーズは絶対に入れないようにして下さい!!
先ずはガスコンロの火を消す。
次に消火を試みましょう!!
火傷をした場合は速やかに水で冷やしましょう。
この時服を無理に脱いだりはせずに上から水を掛けて下さい。
水ぶくれなどは感染症を防ぐために潰さないように!!
直ぐに救急車をよびましょう(`・ω・´)b